パパハック アンパンマン
『これは誰?』
2歳の息子と「アンパンマンを探せ!」という
ウォーリーを探せのアンパンマン版を読んでいると
しょっちゅうとびでてくる質問だ。
キャラクター数でギネス記録をもっている
作品だけあって、その数が半端じゃない。
2013年の時点で2200体以上という記録もあり、
そこから6年経った今、恐らく3000体近くに
増えているであろうクリーチャーズ達。
記憶力には割りと自信がある方だが、
さすがにキャラが多過ぎる。
しかも、ネーミングのルールが複雑!
アンパンマン、カレーパンマンみたいに
ベタな流れをつくっておきながら、
突然クリームパンダのように
食品と生物のハイブリッドをぶちこんでくる。
さらにはヨウカンマダム、みたいな
ダジャレというオフビート系がくるかと思いきや、
何の脈絡もなく、赤ちゃんマンという
さかなくんさんみたいなメタ文脈のヒーローが
やすやすと第4の壁をぶち破ってくる。
そんな無茶苦茶な、ルール無用の
クリーチャーズ達なのに、純粋無垢な息子は
聞いてくる、「これ、誰?」と。
困り果てた俺は遂に買ってしまった、
禁断の書物を。
- 作者: やなせたかし,トムスエンタテインメント,キョクイチ=,井口学,水島定昭
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 2013/06/01
- メディア: 大型本
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これでやっと息子の
素朴すぎる質問に答えてあげられる!
そう思った。しかし、しかし、
問題はそんなに簡単ではなかった。
検索できないのである。
数千種類のキャラクターの中から、
お目当てのキャラクターが。
見た目からある程度のヒントを見つけて、
ペラペラめくりながら探していくという、
令和時代とは思えない前時代的な検索手法だ。
ペイジもブリンも卒倒しそうだ。
そこで考えた。
かつて一世を風靡したアキネイターのように、
キャラクターの見た目から
簡単な質問にいくつか答えると
お目当てのキャラクター名がわかる、
そんなアプリを作りたいなぁと。
そんなことがやりたくて
Pythonを勉強するのは不純なのだろうか。